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内なる言葉が写真になる

 

 

書店で心理学の本を探していたところ

目に留まった1冊の本

「言葉にできるは武器になる」

(梅田悟志著)

を何気なく手に取りました。

 

私自身の作家活動にも、

そして写真教室の受講生の皆様にも

ここ最近「言葉」についての重要性をお伝えしています。

 

写真教室がなぜ?

と思われるかもしれませんね。

 

実は写真だけではどうしても伝わらないことがあり、

タイトルをつけたり、短い文章をつけることがよくあります。

 

受講生の皆さんを見ていると

頑張り屋さんほど

「カッコいい」「素敵な」自分を

言葉にしたり、写真で演出しようとされるのですが、

 

そんなとき私からは

「もう一度自分と向き合ってみて」

とお伝えします。

 

この本にも書いてありますが、

誰かに向けた耳障りの良いかっこいい言葉が聞きたいのではなくて、

その人の本当の心からの意見が聞きたいのです。

 

写真も同じで、

カメラ機能がある程度使えるようになると、

「かっこいい、素敵な自分」を演出できるようになってしまうのが問題だなあ、といつも思います。

 

それでは、人に伝わる言葉や写真はどのように身につけるのか?というと、

自分自身の内面を育て、豊かにして自分の考え、意見を持つ、ことがそれに当たることです。

 

ですので、写真の練習ばかりせずに、

写真を通してワクワクする体験を増やして欲しいなあと思います。

それがまさに「内なる言葉が写真になる」ことだと感じています。

 

そうすれば、タイトルや短い文章も

読む人が恥ずかしくなるような「ポエム」や「かっこいい言葉」ではなく

本当の心の声が言語化されるに違いありません。

 

 

 

 

 

 

まとりかりあ写真教室横浜ロゴマーク