
そろそろ北風が冷たく感じるようになりましたね。冬本番も間近です。
今日は、教室の講座のひとつ、
「光のデッサンクラス」についてどのようなレッスンを行なっているのかをご紹介しようと思います。
受講対象となる方は、カメラ操作がある程度できる方です。
絞り優先モードを使って撮影されている方が9割ほどいらっしゃいます。
このクラスは開講当初からずっと開催されている、当教室の人気講座です。
この10月から内容を一新し、
1枚で見せる単写真、複数枚で1つのテーマを表現する写真(組写真と言います)についてご紹介しながら、
生徒のみなさんの写真の中から、1枚、そして組み写真、の読み解き方、組み方のコツを練習しています。
さらに、撮影会で撮った写真を使って、テーマに沿って組写真を練習します。
今期(2020年10月から2021年3月までの6ヶ月)のテーマは
「冬」そして「時」
テーマがあることでご自身の写真をまるで小説のようにストーリーを考えながら
並べて表現する楽しさを感じていただけると思います。
それはまるで俳句のようですよね、確かに共通点は多いかもしれません。
例えるとこのようになります。
1枚の写真=俳句で例えると単語
複数枚の写真で組む写真=俳句全体
それぞれを感じる練習をすると、写真展や写真集、または日頃のなにげないCMや
映画、舞台でもそこから伝えられるメッセージを受け取れるようになるのです。
2021年4月も、新しいテーマでみなさんに写真で小説を奏でてもらおうと思います。
私自身、生徒のみなさんの小説が毎回驚きと発見で本当に楽しみなのですね。
写真は記録するもの、と思っている方はぜひ、
記憶に残る物語にもなることを知っていただき、写真を長く楽しんでもらえるきっかけに
していただけると嬉しいです。