11月の月末の体験レッスンには、本当にたくさんのお申し込みを頂戴いたしました。
お越しくださった皆様、数ある写真教室の中から興味を持っていただき感謝申し上げます。ありがとうございます。
その体験レッスンのときに、とても興味深いご質問があったのでブログに書こうと思います。
「早く写真が上手になるにはどうしたらいいですか?」
というご質問。これは体験レッスンの方や、在籍生徒様からもよく質問されます。
答えは簡単です。(勝間和代さん風に笑)
1つは「楽しく撮ること」
2つめは「客観的に自分の写真、仲間の写真を見ること」
それでは、この2つを解説していきます。
まず「楽しく撮ること」について。
自分では楽しんでいるようでも、
「誰かよりもっと上手に撮りたい」
「目立ちたい」
「自分以外の誰かから、かっこいい、素敵と言われたい」
と、実は心の中で思っていませんか?
撮影されるご自身が、目の前の風景や被写体に心が動いていれば自然とその感動が写真に表現されます。
悲しいかな、カメラは誰がシャッターを押してもそこそこ撮れるので、感動を写真で表現するには、まずはご自身の目で、目の前の風景、被写体をしっかり見ることが大事になってきます。
自分の心の声を聞きながら撮れるといいですね。
そして2つめ。
「客観的に自分の写真、仲間の写真を見ること」
よく、生徒さんから「私の写真は下手だから」と、最初から諦めてしまう方が多くいらっしゃいます。
クラスレッスンの際に撮影した写真を仲間に見せたところ絶賛されて、本人が一番驚いた、ということは日常茶飯事です。
また、一緒に撮影に出かけた仲間と同じ場所で撮影したにもかかわらず、全く視点が違う写真をお互い撮影していて、それが刺激になるのです。
自分が考えているだけだとそれ以上の広がりがないため、たくさんの人の視点を見ることで視野が広がるわけですね。
これはまさに、人生を生きる上でも同じことではないでしょうか?
そんなわけで「早く上達」したいところですが早道はありません。
とにかく写真を何度も撮りに行き、目の前の風景、被写体を楽しむ、そして撮影した写真を仲間と共有しあい、自分にはない視点を学ぶことが、上手になるコツでしょう。
ぜひ楽しみながら撮影し、同じ趣味の仲間と写真を共有し人生を豊かにしていただけたらと思うのです。