横浜桜木町・大貫カメラ2階、ギャラリーfocuspointで開催しました
松田洋子写真展「風になって、光になって」、8日間の会期が終了いたしました。
コロナウイルスの影響で外出を控える方が多い中で、たくさんの皆様にご来場いただきましたこと、
この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
また、大貫カメラの大貫社長ご夫妻、持塚店長からの多大なるサポートを
いただき本当に有難く思っております。
さて、この写真展は
2019年の春にはリコーイメージングスクエア新宿で、
夏にはリコーイメージングスクエア大阪、
そして今回、3回目の展示は大貫カメラ2階のFocusPointギャラリーと
約1500人の皆様にご覧いただくことができました。
個展は5回目でしたが、
このような大きな写真展は初めてでしたので、何から手を付けていいのか全くわからず
ただおろおろするばかりでした。
そんな時、リコーイメージング佐々木様、イーストウエスト森様、千代田先生など
たくさんの皆様のサポートでこのように展示できたのだなあ、としみじみ実感しています。
展示が終わったあと、改めて一人ではできなかったことを実感しています。
ご来場くださった皆様からのご感想の多くは
「懐かしい気持ちになることができた」
「温かい気持ちになれた」
「優しい写真に癒されました」
などなど、嬉しいご感想をたくさん頂戴できました。
小さなお子様からは、
「なんだか泣きそうになるね」
という愛らしいご感想も。
最終日にご来場くださった、Leica愛好家の男性の方からは
大変心に残る言葉を頂戴しました。それは、
「松田さんのような「たゆとう写真」は僕には撮れないな」
というご感想でした。
「たゆとう」という言葉を辞書ですぐに引くと、
「流されるままの状態であること、ただようこと」
そうか。確かにこれらの写真を撮影していたときは、
たゆとう状態だった自分だった、と、
自分自身の気持ちに気付かせてもらえた言葉でした。
さて、次の写真展のテーマはどうしましょうか?
いくつか構想が固まっていますが、もう少し前衛的な作品にも
チャレンジしたいところです。特にモノクロ作品にも取り掛かりたいですね。
写真は自分の心を写す鏡ですから、
写真展を通して、自分と向き合う旅をこれからも続けていきたい、そう思います。
まとりかりあ写真教室横浜主宰
写真家
松田洋子
(撮影 写真家・三橋康弘様)